第五録

引き留めるは、通電後の120秒間に限り、通常攻撃がすべて一撃ダウンになる強力な人格です。

ゲート解放前後の時間帯に大きなプレッシャーをかけることができ、通電後の逆転を狙える数少ない手段のひとつです。

慣性は、ハンターの通常攻撃後の硬直を短縮し、次の動作へ素早く移行できるようにする人格。

攻撃動作そのものの速度（攻撃発生速度）は変化しないため、攻撃を当てやすくなるわけではない点に注意が必要。

特に、攻撃→即座に距離を詰める必要があるハンター（道化師や隠者など）や、攻撃→スキル連携が重要なキャラにおすすめ。

また、ポイントが少なくても取得しやすい位置にあるため、汎用的に採用しやすい。

焼入れ効果は、ゲーム開始後50秒が経過し、なおかつ通常攻撃やスキルなどで存在感を得ていない場合にのみ発動します。

発動時にはすべてのサバイバーが5秒間可視化されるため、解読キャラを瞬間移動で狙い撃つ戦術に特化できます。

特にお散歩になりやすい構成（チェイスキャラを複数編成したパーティ）への対策に有効です。

また、チェイスが長引いた場合でも発動するため、壁貫通攻撃を持つハンター（彫刻師、血の女王など）とも相性が良好です。

ただし、以下の点に注意してください：

• ガリヴァー旅行記使用中のサバイバーは表示されない
• 機械技師のロボットも表示対象外

なお、「飢餓」と組み合わせることで、焼入れ効果発動までの解読遅延も狙えるため、特に相性が良い人格構成です。

愚弄は、ロケットチェアにサバイバーが拘束されている間のみ発動し、移動速度が持続的に上昇する人格。

キャンプ中でも広範囲に索敵・妨害できる中距離型のハンター（彫刻師、隠者など）と相性が良い。

指名手配のデメリットである移動速度低下（拘束中の効果）を打ち消すこともできるため、セットで使うのが一般的。

枯木を倒すは、異なるサバイバーを指定人数分ダウンさせることで、攻撃回復速度を永続的に強化できる人格です。

この「異なるサバイバー」とは、同じサバイバーを複数回ダウンさせてもカウントされず、別のキャラでなければならない点に注意。

判定には条件があり、ハンター自身の行動でダウンさせた場合のみ有効です。たとえば心理学者の感情転移や、写真家の鏡像によるダウンは対象外。

強力な効果ながら発動までの条件が難しくなく、腐りにくい安定した選択肢です。

コントロールは、拘束中サバイバーの脱落速度を上昇させる内在人格で、最大9%の加速効果を持つ。

3振りすると脱落時間が約4.95秒短縮され、サバイバー側にはその効果が見えないため、4割・9割救助タイミングの判断ミスを誘いやすい。

そのため、キャンプを得意とするハンターや、時間を稼ぎやすいスキルを持つハンター（断罪狩人、夜の番人など）と好相性。

一方で、効果の発動はサバイバーの行動に依存するため、状況によっては活かせない場面もある。

巨大ペンチは、風船拘束中のサバイバーの抵抗速度を低下させ、解放・救助後には全サバイバーの解読速度を一定時間低下させる人格。

拘束チェアの選択肢を増やし、救助狩りをしやすくするほか、粘着系の対抗策としても有効。

特に「生存の意志」が強力な聖心病院での戦いにおいて、強い効果を発揮する。

チェア位置による救助難易度の変動が大きいハンターにも向く。

カーニバルは、脱出ゲートが解読可能になってから一定時間、攻撃回復速度と移動速度を上げることで、サバイバーの逃避行動に対抗する強力な人格です。

引き留めると合わせて持つことで、終盤の圧力を高められます。

衝動は溜め攻撃中の移動速度を8％上げることで、実質的に射程を大幅に伸ばせる人格です。

特に溜め攻撃が長いハンター（黒無常、泣き虫、リッパー、黄衣の王など）や攻撃硬直の短いハンター（魔トカゲ、芸者）、溜め攻撃発生が長いハンター（アンデッド、復讐者）と相性が良いです。

溜め攻撃を構えながら移動し、距離を詰めて攻撃を当てやすくできるため、攻撃の安定感が増します。

生還者無しは、拘束したサバイバーが脱落してから約6秒間も効果が続きます。

攻撃回復速度の上昇だけでなく、ダウンしたサバイバーを中心に25m以内にいるサバイバーの索敵に役立つため、複数人に粘着されやすい時に有効

ダウン放置のアンデッドにも適しています。

傲慢は、存在感を自動で得られるため、初動でサバイバーに接触できなかった場合でも一定のスキル解放を可能にします。

存在感1段階（500）までは10/秒のペースで溜まり、これによりスキルを早期に使えるようになります。

復讐者・道化師・白黒無常といったファーストチェイスが不安定なハンターに最適。また、2回目のキャンプ前に存在感MAXを目指したいハンターにも向いています。

鹿狩りは、全方位に効果があるため高低差がある場所でもダウン状態のサバイバーを正確に把握できます。

隠密されやすい地形では特に有効で、場所によっては必須とも言える内在人格です。

ただし、黄衣の王や写真家など索敵に長けたハンターや、自力索敵に自信があるプレイヤーであればカットするのも選択肢です。

支配欲は、自然な垂直落下（何も操作せず真下に落ちる）に限り、着地直後から3秒間移動速度が10%増加する効果を持ちます。クールタイムは10秒。

必要ポイントに対して上昇倍率が高いため、段差を利用した奇襲やチェイス補助に有効です。

ただし、発動条件が限定的で、落下中に攻撃やスキル使用などのアクションがあると効果が無効になります。

地下救助や高低差のあるマップでは特に活用しやすく、持ち込み価値が上がります。一方、スキルによる落下が可能なハンターであっても、落下攻撃との両立が難しいため、支配欲を活かせる機会はやや限られます。

忍耐力は、オフェンスやバッツマンなど、ノックバックを伴う攻撃手段を持つサバイバーへの対抗手段として有効です。

減速効果に対しても機能しますが、これは効果量を無効化するのではなく軽減するという仕組みで、例えば20%の減速効果を受けた際、忍耐力3で24%軽減すると最終的に15.2%のデバフになります。

表現欲は、攻撃が外れた時の攻撃動作時間を短縮し、周囲24メートル内にいる行動可能なサバイバーの人数に応じてさらに速度が上がる人格です。

最大で40%まで効果が重複しますが、ロケットチェアに拘束中のサバイバーがいると効果は無効になります。

警戒は、最初の3台の暗号機解読が完了するごとに10秒間のバフを獲得し、移動速度と木の板破壊速度が上昇します。

効果は重ねがけ可能ですが、サバイバーがロケットチェアに拘束されると以降の効果は無効化されます。

ファーストチェイスが長引いた場合のフォローとして役立ち、特に復讐者のように恨みの火を活かすハンターに向いています。

幽閉の恐怖はゲート通電後20秒間、行動可能なサバイバーが4人または3人フィールドにいる場合に発動し、ゲートの開放速度を大幅に遅くします。

復讐者や白黒無常など、後半追い上げが得意なハンターと特に相性が良いです。

後遺症は、ダウン状態のサバイバーの自己治癒上限を下げ、治癒速度も減少させる人格です。

サバイバーの『起死回生』が有効な間は効果が適用されませんが、それ以外ではダウン放置戦術や終盤の妨害に強力な効果を発揮します。

特にダウン自己治癒を狙った戦術で戦う場合は必須の人格となります。ただし、アンデッドは外在特質でダウン自己治癒上限が95%に固定されているため上限低下効果は無効です。

掃除屋は、一定範囲内の治療中のサバイバーを強調表示し、治療にかかる時間を大幅に増加させる人格です。

ダウン時の自己治癒には効果がありませんが、鎮静剤による自己治療には効果があります。

治療を経由しない回復（バーメイドのドーフリン酒、心理学者のストレス反応や感情転移、気象学者の暖雨）は強調表示されませんが、ロボットによる治療は強調表示されます。

強調表示されたサバイバーには治療遅延のデバフが表示されるため、治療中とバレやすく、特に3振りの場合は逃げられるリスクも高まります。

攻撃スキルやワープスキルで回復を阻止しやすいハンターとの相性が良いです。

獲物を追うは、指定秒数サバイバーを追い続けることで移動速度と板・窓の操作速度が10％増加する人格です。

追撃が途切れたり、操作・攻撃・スキルを使うか制御効果を受けると効果が解除されます。

アイヴィや夢の魔女には必ず採用していい人格

裏向きカードは、試合開始120秒後に一度だけ補助特質を変更できる強人格です。

変更前の補助特質がクールタイム中だと、その残り時間の割合に応じて変更後のスキルにもクールタイムが引き継がれます。

これにより序盤は神出鬼没のような特質で立ち回り、中盤以降は瞬間移動や異常状態特質へ柔軟に切り替えられます。

封鎖は、ゲーム開始時に自身から最も遠い暗号機1台を40秒間封鎖状態にし、サバイバーはその暗号機を解読できません。

徒歩ハンターにとっては、遠くのサバイバーをお散歩させやすくなる強力な効果です。

ただし封鎖された暗号機の位置からハンターの初期スポーン位置が大まかに推測されるため、戦略上の注意が必要です。

アナウンスは、脱出ゲートが開ける状態になると、全サバイバーを5秒間強調表示します。

引き留めると組み合わせることで、通電後のさらなる脱落を狙いやすくなります。

また、中間待機しているサバイバーの見極めにも役立ちます。

機械人形のロボットや、ガリヴァー旅行記使用中の冒険家もこの効果で確認可能です。

狩猟本能は、1段階目の存在感が開放されるまで効果を発揮します。

追撃状態でない間、健康状態のサバイバー1人につき移動速度が最大2％（レベル3）上昇し、最大4人で最大8％の上昇になります。

檻の獣の争いは、一回目のスタンには効果がなく、気絶や強力なコントロール状態になってから15秒以内に再度同じ状態になると回復速度が20％上昇します。

効果は最大3回まで重複し、最大60％の回復速度上昇になりますが、最大重複時に再度スタンを受けると効果時間のみが更新されます。

指名手配は、拘束中のサバイバーがいる間、他の健康または負傷状態のサバイバーが3人以上いると、その中からランダムに1人を強調表示します。

この効果は救助後も20秒間続きますが、その間ハンターの移動速度は低下します。

崩壊は、ハンターの通常攻撃が直接当たったサバイバーにのみ効果があり、隠者のシェアによるダメージ分配も対象となります。

単体でも3振りで監視者並みの効果を持ち、監視者や道化師の改造ドリルと組み合わせると非常に強力です。

おもてなしは、風船状態のサバイバーがいる間、自身の移動速度を上昇させる内在人格です。

これにより、吊り位置を暗号機近くに寄せやすくなります。

また、巨大ペンチと合わせることで、同じ暗号機に再度寄せることができる。

中毒症は、周囲24メートル以内にロケットチェアに拘束されていないサバイバーが2人以上いる時に効果が発動します。

また、気絶時には減速効果が周囲のサバイバーに4秒間付与され、距離が遠いほど減速値が大きくなります。

この人格はチェイス補助に優れ、粘着対策として非常に有効です。特に繰り返しスタンを狙う呪術師や探鉱者、救助後にスタンを狙う空軍などに刺さります。

表現欲と違い、拘束中のサバイバーがいても効果が発動し、ダブル救助などの察知にも役立ちます。

トンネル行為がやりやすくなり、逃げた方向を追いながら救助者に攻撃を仕掛けることが可能です。

ダブルダウンを狙ってもトンネル対象者を見失うリスクがない！

DDをとりやすい（フラバルー、オペラ歌手など）に採用あり